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「登録者名」と「登録組織名」の違いについて [gTLD等ドメイン名のみ]

このページでは、gTLD等ドメイン名の「登録組織名」について解説いたします。

ご注意

  • 「登録組織名」はgTLD等ドメイン名(末尾が「.com」、「.net」など)の登録者情報にのみ存在する情報項目です。JPドメイン名は対象外です。

対象ドメイン名

  • gTLD等ドメイン名

登録組織名とは

ドメイン名登録者の組織名称を任意で登録できる項目です。
「登録者名」との違いや使い分け(組み合わせ)の例は、以下の表をご参照ください。

※ 「登録組織名」を登録する場合、「登録者名」には登録組織の連絡担当者(個人)をご登録いただく必要がございます。(「登録組織名」と「登録者名」はいずれもWhois上で公開されます。)

「登録者名」と「登録組織名」の違い

比較項目 登録者名 登録組織名
登録要否 必須 任意(※1)
登録内容 組織名/
「登録組織名」を登録する場合は担当者名
組織名
Whois公開 公開 公開

※1 「登録組織名(日本語)」を登録する場合、「登録組織名(英語)」も必須項目になります。

登録の仕方(組み合わせ)

登録者のパターン 登録者名 登録組織名
登録者が組織 ① 組織名 (登録しない)
登録者が組織 ② 担当者名(※2) 組織名
登録者が個人 個人名 (登録しない)

※2 「登録組織名」を登録する場合には、「登録者名」には登録組織の連絡担当者(個人)をご記載ください。

「登録組織名」新設の背景

2025年8月13日(水)より、上位組織(gTLDレジストリ)によるサービス改定に伴い、gTLD等ドメイン名(末尾が「.com」、「.net」など)の登録者情報に「登録組織名(Registrant Organization)」の情報項目が新設されました。

本改定の背景には、EU域内所在者の個人情報・プライバシーの保護に関する規定(GDPR)が関係しています。

GDPR(一般データ保護規則)とは
  • 正式名称は「General Data Protection Regulation」といい、2018年5月25日にEUにより施行された、EU域内所在者の個人情報・プライバシーの保護に関する規定です。
  • EU域内の事業者だけでなく、EU域外の事業者にも適用され、WHOIS・RDAPなど、登録情報の公開にも影響を及ぼします。

GDPRの施行をきっかけに、EU域内所在者の「登録者情報」等の個人名が非公開とされました。
新設された「登録組織名」は、EU域内においてもWhois上で組織名が公開されます。
これにより、EU域内においてもドメイン名の「登録組織が誰か」を示すことができるようになります。

「登録組織名」の登録は任意ですが、登録される場合にはページ上部の表をご参照の上、お手続きください。

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「ドメイン名(サーバー証明書の場合は「コモンネーム」)」または
「請求書番号(BILLから始まる番号)」をお伝えいただくとスムーズです。
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