JPDirectは株式会社日本レジストリサービス(JPRS)が提供するドメイン取得・SSL/TLSサーバー証明書発行サービスです。

JPDirectについて

ドメインロックサービス

JPDirectドメインロックサービスとは

ドメインロックサービスは、JPDirectが提供する登録情報の意図しない不正書き換えを防止するサービスです。ドメインロックサービスでは、JPレジストリの「レジストリロックサービス」を使用しています。

JPドメイン名の情報をJPレジストリがロック

ネームサーバー設定変更など各種申請手続きをブロックすることによって、万が一、パスワード情報などが盗まれても、お客様のJPドメイン名を悪意がある情報に書き換えられることを防ぎます。

一度ロックをかけると、所定の認証を経て解除しない限り、Web担当者だけではなくドメイン名の管理指定事業者であるJPDirectも登録情報を変更することはできません。

ドメインロックサービスのメリット

POINT01

ネームサーバーの設定変更を防げる

ネームサーバーの設定変更を上位のレジストリ層で制限できます。ネームサーバーを切り替えることで偽サイトへ誘導するなどの攻撃手法を防ぐことができます。

POINT02

管理指定事業者の変更を防げる

管理指定事業者の変更を上位のレジストリ層で制限できます。他の管理指定事業者から移管申請が行われたとしても移管を防ぐことができます。

POINT03

ドメイン名の登録名義の変更を防げる

ドメイン名の登録者の変更を上位のレジストリ層で制限できます。登録者情報が書き換えられて乗っ取られる攻撃手法を防ぐことができます。

ドメインロックサービス(レジストリロックサービス)料金

ドメイン名 初回設定料 更新料 お支払方法
CO.JP 19,000円(税込 20,900円) 38,000円(税込 41,800円)
  • 銀行振込
    (請求書払い/振込手数料はお客様負担となります)
  • コンビニ支払い
  • クレジットカード払い
  • クレジットカード自動決済
    (更新時のみ)
OR.JP
NE.JP
AC.JP
AD.JP
ED.JP
GO.JP
GR.JP
汎用・都道府県型ASCII
(.JP、都道府県名.JP)
汎用・都道府県型日本語
(日本語.JP、日本語.都道府県名.JP)

※ドメインロック設定中の解除・再設定は無料です。

※初回設定料は1ドメイン名につき、1回のみ適用となります。過去にドメインロックサービスの利用があったドメイン名については、設定更新料が適用されます。

ロック設定・解除の流れ

以下のプロセスにおいてロック設定・解除設定を行います。

  1. Web担当者(お客様)とドメイン名管理指定事業者(JPDirect)間で事前に定めた所定の手続きにて認証
  2. ドメイン名管理指定事業者(JPDirect)とJPレジストリ間で事前に定めた所定の手続きにて認証

ロック設定・解除の流れ

ご利用期間

ご利用期間は、ドメインロック対象ドメイン名の有効期限までとなります。

ご利用期間

サービス内容

「ドメインロックサービス」を設定すると以下の申請の処理をブロックします。

  • 登録者情報変更申請/記載事項変更申請(※)
  • ドメイン名変更申請(属性型・地域型JPドメイン名のみ)
  • ドメイン名移転申請
  • ドメイン名廃止申請(料金未納による廃止申請は除く)
  • 指定事業者変更申請
  • ネームサーバー設定
  • ホスト情報の変更申請(ロック設定ドメイン名を使ったホスト情報に限る)

※登録担当者・技術連絡担当者の情報変更はブロック対象外となります。

お申し込み・お問い合わせ

JPDirectお客様サポート係

メール:お問い合わせフォーム
電話 :03-5215-8456

注意事項

  • ドメインロック設定後にブロック対象の申請を行う場合は、ドメインロック解除手続きが必要です。
  • ドメインロックに関する各種お手続きは、JPDirect窓口営業時間(受付時間:9:00-18:00(土日祝祭日・法律に定める休日及び12月29日~1月3日は除く))内の対応となります。営業時間外はお手続き出来ませんので、ご注意ください。

本ページで使用している専門用語の解説

レジストリ

ドメイン名やIPアドレス、AS番号といったインターネット資源の登録・割り当てを担当する組織(登録管理機関)のことです。ドメイン名のレジストリは、登録済みドメイン名の情報と登録者情報を管理しています。

指定事業者

JPドメイン名における指定事業者は、ドメイン名登録者とJPRSの間に入ってドメイン名登録に関する窓口業務を行います。

Whois

ドメイン名やIPアドレスなどの登録者情報を、インターネットユーザーが参照できるようにするサービスです。JPドメイン名はJPRS WHOISにて公開されています。

SSL(Secure Socket Layer)

通信データを暗号化し、盗聴や盗み見されないようにする技術です。パスワードの送受信をするようなページでは必須とされます。HTTPS通信は、SSLの後継バージョンであるTLS(Transport Layer Security)の技術を用いておりますが、一般的に広く知られているSSLと表記しています。

よくあるご質問

ドメイン名ハイジャックとは何ですか?

ドメイン名の管理権限を持たない第三者が、不正な手段でドメイン名を自身の支配下に置くことです。
国内でもネームサーバー等の書き換えが行われ、偽サイトにアクセスが誘導される事案が発生しています。

ドメイン管理者のID・パスワードを狙った攻撃手法を防ぐことができますか?

はい。万が一お客様のID・パスワードが悪意のある第三者に不正取得されたとしても、JPDirectの上位組織であるレジストリ層で制限をかけているため、ネームサーバー等の情報を書き換えることはできません。